NC用メーターの照明について
純正表示盤の裏側
NCに限らずすべての透過照明方式のメーター表示盤裏には、このようなドットのプリントが施されており、バルブ位置による発光照度差(ムラ)を均一に補正 しています。画像で言えば、ドットの濃い部分がいわゆる「光が強すぎるエリア」で、ドットの薄い(または無い)エリアがその逆という理屈です。
RSプロダクツでは、NA用クラシックゲージパネル発売時に「発光ムラ防止パターンフィルム」を製作し同梱しております(過去に掲載のNA照明ムラ考察ページ参照)が、やはりこれはあくまで純正の表示盤に描かれている数字やスケール位置に対応しているものであるため、グラフィック変更を施したオリジナルパネルに
このパターンフィルムを使用した場合でも完全にムラを防止できるものではありませんでした。NC用ゲージを開発するに当たり “いかなるグラフィックでも均一に発光する” 、つまり「純正クラス」のイルミネーションを実現するために、NA用で採用したパターンフィルムではなく、EL(エレクトリック・ルミネッサンス)パネル
をバックライトとして使用することとし、NC用ゲージシリーズ全てに採用しています。
今回、「ELキット無し・フェイスパネルのみ」の設定を望まれるオーナーの声に呼応する形でラインナップさせて頂きますが、弊社NC用ゲージをELキット 無しでフェイスパネルのみをインストールした場合、発光ムラ(ある部分が明るく、ある部分が暗いという現象)が生じますので予めご了承下さい。