5月に完売した「NA用M2タイプ・ビンテージクラスター」に対する購入希望メールが後を絶ちません。「なぜ在庫がある内にオーダーくれなかったんだよぉ」という心の叫びを抑えつつ、一方では完売後にこの存在をお知りになった方々も多数いらっしゃって、なかなか複雑な心境なのでございます。
とりわけ、業界初(?)のインナーパネル仕様のTYPE-Aに関して、「もっと早く知っていれば!」という悲痛なお便りを見るに付け、「またやりたいのはヤマヤマですが、コストと手間を考えると…」という感じで二の足を踏んでしまします。
僕のNA(NA6CE/1992年型)は現在、広島のニーレックスさんに入院させています。向こう20年間さらに元気に走ってくれるよう、全身リフレッシュの真っ最中(この写真は名古屋を旅立つ際のもの。このクルマに装着されているのももちろんM2タイプ・ビンテージクラスターのTYPE-Aでございます)。
僕のように「残りの生涯をNAとともに」と腹を括っている方はどのくらいいらっしゃるんだろうと考えたりします。
税金は高いし二人しか乗れないし、荷物もたいして積めない。
でも「唯一無二の相棒」であることに疑いはないんです。
こんなふうに考えている人がかなりの数に上るということはこんなニュースからも窺い知ることができます。
「M2タイプ・ビンテージクラスター」をまたやるか否か、しばらく悩んでみようと思います。